マネックスアドバイザーについて調べてみた。
<登場人物>
・投資初心者 子猫ちゃん
お金が儲かりそうなら、やってみようと思っている。
・投資経験者 猫仙人
仙人の名が付いているように、怒っていることを見たことがない。
投資経験が豊富らしい。
投資初心者 子猫ちゃん
「ロボットアドバイザーのマネックスアドバイザーは投資商品とて、どうでしょうか?年率0.487%だったんですけど。」
マネックスのサイトから抜粋。
投資経験者 猫仙人
「WealthNaviより、手数料の全体像がわかりやすく、好感が持てるぞ。どうやら、WealthNaviは信託報酬とは別に手数料1.08%かかるようじゃな」
投資初心者 子猫ちゃん
「今、話をしているのは、マネックスアドバイザーですよ」
投資経験者 猫仙人
「そうじゃな。手数料は年率0.487%じゃったかな」
投資初心者 子猫ちゃん
「そうです。」
投資経験者 猫仙人
「手数料が高いな。投資対象商品が日本市場のETFのようなので、
これを買うなら、TOPIX連動のETFを買った方が良いだろう。」
例:
コスト:売買手数料
信託報酬 年率0.1188%(税込み)
純資産:8,032,099百万円(08/02時点)
投資初心者 子猫ちゃん
「米国株が対象のETFと、日本株が対象のETF、どっちが良いの?」
投資経験者 猫仙人
「米国株が対象のETFじゃ」
投資初心者 子猫ちゃん
「何でですか?」
投資経験者 猫仙人
「米国の経済は今後も成長するからじゃ」
投資初心者 子猫ちゃん
「何で言い切れるんですか?」
投資経験者 猫仙人
「アメリカは、今後も人口が増加するからじゃ。」
投資初心者 子猫ちゃん
「今後はネットの時代だから、人口は影響が少なくなるんじゃないの?」
投資経験者 猫仙人
「まず、ネットで強い企業もアメリカじゃ。GoogleもAmazonもアメリカの企業じゃ。」
投資初心者 子猫ちゃん
「確かにそうですね」
投資経験者 猫仙人
「それに、仕事がなくなるのではなく、必要な仕事が変わるのじゃ。例えば、インターネットでも人工知能でも、ソフトウェア技術者が必要じゃ。ソフトウェア技術者の不足のニュースをみたことがあるじゃろ。」
投資初心者 子猫ちゃん
「そういえば、見たことがあります。」
投資経験者 猫仙人
「それに、人間の役割は生産だけではない。消費するのも人間の役割じゃ。」
投資初心者 子猫ちゃん
「どういうことですか」
投資経験者 猫仙人
「機械化、自動化、人工知能化で、人間の「生産の役割」は担えても、「消費の役割」は担えないじゃろ。」
投資初心者 子猫ちゃん
「確かにそうですね。そうなると世界的な経済指標は国内総生産(GDP)から、国内総消費に変わっていくのでしょうか」
投資経験者 猫仙人
「そうかもしれんのー」
投資経験者 猫仙人
「まぁ、結論から言うと、
バンガード・トータル・ストック・マーケット・イーティーエフ
(ティッカー:VTI)
初心者にはオススメじゃ。まずは、小額から買うと良いじゃろう。」
バンガード・トータル・ストック・マーケット・イーティーエフ
(ティッカー:VTI)
概要:米国株式市場の99.5%以上をカバーする、MSCI USブロードマーケット・インデックスに連動する投資結果を目指す、米国市場のETF。
コスト:売買手数料
信託報酬 年率0.07%
為替手数料など
純資産:15,900百万米ドル
投資初心者 子猫ちゃん
「小額だと、たくさん買うより、売買手数料が割高になりますよ。」
投資経験者 猫仙人
「勉強代だと思えば良い。為替手数料や米国株の売買手数料は日本株とは異なるので、慣れが必要じゃ。自分が慣れないことには大金を動かさない方が良いのじゃ。」
投資初心者 子猫ちゃん
「いつもそれですね」
投資経験者 猫仙人
「大事なことは、いつも同じじゃ。株価に興味が出てきたら、「ダウ平均」と「S&P500」の関係を調べると良いぞ。」
投資初心者 子猫ちゃん
「「日経平均株価」と「東証株価指数(TOPIX)」は調べる必要はないんですか?」
投資経験者 猫仙人
「もちろん、知っておった方が良いぞ。」